民事裁判

ogiwara0002.png 民事裁判とは,当事者間の紛争を裁判所で強制的かつ拘束力をもって解決する制度です。

為替デリバティブ取引をめぐる民事裁判は,複雑な点もございますので,第1審でも,1年半から2年くらいかかります。

裁判の中では,契約が成立していないので支払う必要はないこと,ないしは不法行為(適合性の原則違反・説明義務違反・損失拡大防止義務違反等)が成立することを主張することとなります。


【裁判例】

●東京地方裁判所平成21年3月31日
(事案)
 いわゆる金利スワップの事案で,証券会社の従業員から商品の概要,今後の相場観・予測等を説明は受けたが,分析表の交付ないしそれに基づくリスク説明がなされていなかった。
(判決)
「Aが本件分析表の交付ないしこれに基づくリスク説明を行うことなく,原告らとの本件第1取引の締結に至った点については,顧客である原告らの自己責任に基づく自主的な投資決定の判断にとっての前提条件の充足を阻害するものと評価することができるのであって,原告らが…ハイリスク・ハイリターンのデリバティブ取引につき豊富な経験を有していることなどを考慮したとしても、前述した証券会社の顧客に対する説明義務に違反するものと評価せざるを得ない。」
⇒説明義務違反を理由に不法行為が成立。過失割合は原告:被告=2:1。約7億円の損害賠償請求が認められました。

当事務所においては,複数の弁護士がチームを組んで,訴えの提起から判決まで,お手伝いさせていただきます


為替デリバティブ解決方法

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